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子どもたちの「歯周病」

子どもたちの「歯周病」

先日幼い子どもたちが、歯周病であるお話を聞きました。歯周病の予兆を示す歯肉炎の症状が多くの子どもたちに見られるというのです。歯周病と言いますと比較的大人達が抱える口内トラブルであると思われがちですが、子どもたちの口内環境のデータを取得してみると、なんと四人に一人ほどの子どもたちに歯肉炎の症状が見られているなどと言われているそうです。虫歯には歯を溶かす症状がみられますが、歯周病は歯の土台を蝕んでしまいますので、小さなお子様の歯が歯肉炎から歯周病の症状を見せるとなると、大変困ったことに若いうちに歯を失ってしまう可能性があるのです。歯周病予防に関しても虫歯どうように、毎日のブラシによる正しいブラッシングとともに、歯の隙間などをデンタルフロスなどで清潔に保つことが重要です。また歯肉炎は歯磨きのブラッシングに問題がある可能性がありますので、かかりつけ歯科医などで正しい歯磨き指導などを行われるのが良いでしょう。歯周病は大変怖い病気であり歯を失うだけではなく全身の疾患に影響を与えるなどとも言われております。場合によっては心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、癌の発症に加え、女性におきましては早産や生まれてくる子どもたちの低体重児などが問題視されております。お子さまの歯磨き習慣をマネージメントするとともに、虫歯や歯周病に関する正しい知識を植え付けていくことも重要なようです。